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妊娠中の歯科治療はどうすればいいの

妊娠中は、ホルモンバランスの変化により唾液の分泌量が減少し、つわりによる食生活の乱れと不十分なオーラルケアも加わり歯肉炎や歯周病を引き起こしやすくなり虫歯のリスクも上昇します。そして、妊娠中の女性が歯周病に罹ってしている場合、早期低体重児出産のリスクが7倍も高まるという報告があります。
妊娠中でも歯科治療は可能です。抗生物質、鎮痛剤の一部に使用できない薬剤がありますが、その他は妊娠されていない方と同じです。必要がある場合には、ちゃんと治療を受けましょう。妊娠初期に歯周病などの気になる症状がある場合は、母体の負担にならないような応急処置をしてもらい、安定期になってから治療をはじめるといいでしょう。

Q1.局所麻酔は使用できる?

妊婦さんは血管が太く血液の流れが豊富になっていますが、局所麻酔剤使用時の一般的な注意事項を守っていただければ、妊婦であるために使用できないということはありせん。また出血を抑えるための成分(エピネフリン)が添加された麻酔剤でも十分使用可能と考えます。

Q2.鎮痛剤は使用できる?

原則としては使用を避けるのが基本的な考え方と思いますが、屯用であれば使用可能です。一般的に使用されているロキソプロフェンナトリウム(ロキソニン)やジクロフェナクナトリウム(ボルタレン)、メフェナム酸(ポンタール)は妊婦さんには使用できません。使用する場合にはアセトアミノフェン(カロナール)がもっとも安全と考えます。

Q3.抗生物質は使用できる?

抗生物質の中のセフェム系、ペニシリン系といわれる種類に使用できるお薬がありますので、そちらを処方してもらいましょう。
ただし服用は必要最小量で。

Q4.レントゲン検査は大丈夫?

腹部シールドを使用していただければ問題はありません。また、妊娠が判る前に検査を受けたとしても問題はないと考えられています。

Q5.妊娠中のオーラルケアはどうすればいいの?

  1. つわりで歯磨きが辛い場合は、体調がよい時に合わせ歯を磨いておきましょう。
  2. 口の中が乾燥していると、歯周病の原因となる細菌が繁殖しやすくなります。
    こまめに水分を摂ってお口の中を潤しましょう。ただし、糖分を含むジュースや炭酸飲料、牛乳などの乳飲料は、歯垢ができる原因となるため、お水やルイボスティーのようなノンフェイン、無糖の飲み物が良いでしょう。
  3. ガムを噛むことで、唾液腺が刺激されて唾液の分泌が促されます。キシリトールの含有率が高いガムを選ぶと安心です。